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ネマガリタケ1

ネマガリタケの特徴

北国における山菜とりはこのネマガリタケでピークを迎えることになります。

普通タケノコというと下にある写真のような竹林に生える孟宗竹を思い浮かべる方がほとんどではないでしょうか。

でも、東北などでタケノコといったらこのネマガリタケのことを指すのが普通ですね。

ネマガリタケはチシマザサという笹から生えてくるタケノコで、本州の中央以北に群生しています。

特に日本海沿岸ではブナ林などにかたまって大群生しており、四季を通して緑色の艶々としたとても健康的な植物です。

ネマガリタケの茎はその名の通り根元から曲がって上に伸びあがり、大きいものでは3メートル近くまで成長するものもあります。

東北地方は1年のうち大半が雪に閉ざされていますからその影響でネマガリタケは「根曲がり」なのかもしれませんね。

なにせ、ネマガリタケが群生する山深い所などは3メートルくらいの積雪はざらにありますからね。

ネマガリタケは突然群落全体が枯れてしまうことがあります。

そんな時には、笹の穂先に紫色の美しい花が咲いて実をつけます。

そしてしばらく経つとその周辺の群落が枯れてしまうのです。

「あすこのタケノコぁ花が咲いでしまったでぇ」そんな光景に遭遇すると得体の知れない自然の神秘を垣間見たような気になります。

我が家の孟宗竹

さて、ネマガリタケは生えているところを一か所見つけると「あっ、そこにもある。

あれ、あそこにも!」といった感じでそこの周辺だけで「ガバスケ」収穫することも可能です。

ですから、山歩きになれない方などは、ついついわれを忘れてネマガリタケ取りに没頭してしまい、気がついたら仲間とはぐれてとんでもない奥地まで迷い込んでいたということにもなりかねません。

毎年ネマガリタケのシーズンになると上空をヘリコプターがバタバタと飛び交います。

これはネマガリタケなどをもとめて山に入り迷子になった人を探しているんです。

夕方テレビのニュースで「〜町の〜さんが山で遭難して無事救助されました」とかご覧になったことはありませんか?ネマガリタケ取りを楽しむつもりがこんな不名誉な結果になったら表が歩けなくなりますね。

ましてや、遭難した末に崖から落ちたりして命を落としてしまう方もいるので山に入るときには細心の注意が必要です。

私の家内なんぞは、私が遭難しても捜索は頼まないといっています。

なにせヘリコプターを飛ばして捜索隊を頼むと百万円単位でお金がかかるのだとか。

山菜とり気違いが過ぎて家族から見捨てられる私も可哀そうですが、残された者の負担も大きすぎますね。

ですから、ネマガリタケをねらうときにはできるだけ大人数で、そしてたまに声を掛け合いながら行動しましょう。

また、熊もネマガリタケが大好物ですから、クマよけの鈴や携帯ラジオも必需品です。

くれぐれも準備万端で臨みましょう。

ネマガリタケ3

ネマガリタケの料理

野外で楽しむネマガリタケ鍋はいかがでしょうか。

採れたてのネマガリタケの皮をむいて、豚の三枚肉といっしょにお味噌の出汁で煮込みます。

近くにミズなんかがあったら皮をむいていっしょに放り込んでもいいですね。

お鍋のほかにもネマガリタケがいろいろな料理が楽しめますよ。

天ぷらもいいですし、通は皮のままあぶって味噌をつけて頬ばったりもします。

油揚げやフキ、ミガキニシンなどといっしょに煮込みにしてもネマガリタケに味がしみ込んでとても美味しいです。

馬肉といっしょに煮込んでもいいですね。

ネマガリタケは味が素直なのでどんなお料理にもマッチしますよ!!


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