
あけびの特徴
あけびは平地から高地まで山林や藪の中に生えている蔓性の落葉樹です。
木というよりも蔓の塊・・・集団といったところでしょうか。
春の芽をだすとにわとりの鶏冠のような紫色の雄花をつけ、やや大きめの白い花を咲かせます。
秋になると緑色の実がだんだん大きくなっていき、紫色に変わったころには実が割れて、中には黒い実をいっぱいつけた白い果実が見えてきます。

あけびの外皮はかたく、大きさはだいたい直径10センチほど、あけびはカラスなど野鳥の絶好の御馳走になります。
頭上遥か彼方に何個もかたまってぶら下がっている美味しそうな紫あけびを見つけて、「やったぁ」とばかりしゃにむに木によじ登って手にしてみたら、カラスに食べられたあとなんてよくあることです。
まあ、あけびは中の実を食べるばかりではなく、皮も料理に利用できるので実は鳥に食べられてもかまわないんですけどね。

あけびの食べ方、レシピ
あけび本来の味を最大限に楽しむのであれば、生食が一番です。
皮を両手でつかんで親指を実の下に差し入れ上におこすようにしてあけびの実をとり出します。
後で料理に利用しますからあけびの皮は壊さないように丁寧に扱ってくださいね。
取り出した実はそのまま口に入れて食べちゃいます。
が、ここで注意があります。
それはあけびの種をいっしょに飲みこんでしまうと後で便秘になる可能性があるということです。

あけびの種の量はとても多いんです。
ですから、面倒なんですが種は唾を吐く要領で吐き出しましょう。
また、どうせなら、採取したあけび蔓の周辺で吐き出してください。
その周辺は環境があけびの生育に適しているので、数年後にはあけび蔓の厚みが増しているかもしれません。
つまり将来の収穫量を確保するための種まきをしながらあけび採りを楽しむというわけです。

ほんのり甘くてクリーミーな味はきっと貴方をとりこにしてしまうでしょう。
あけびを生で食べる時は、紫色でぱっくり口を開いたものだけをいただきましょう。
持ちかえったあけびのからは、いろいろな料理方法で楽しむことができます。
その中でも最もポピュラーなものを紹介しましょう。
まずは簡単なところで炒め物、あけびを刻んで味噌で炒め熱々のご飯にかけていただきます。
また、ちょっと手の込んだところでは、味をつけて調理済みのひき肉や旬のきのこなどをあけびのからに詰めて蒸し焼きや油で揚げて食べても美味しいですね。
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まだ熟さないあけびの実でも大丈夫。
コトコト甘露煮にすれば一級のレシピになりますよ。

あそうそう、言い忘れましたが、あけびは春先に芽吹いた若芽を茹でて流水でアクをぬきあえものやおひたしで食べてもかなりイケます。
シャキシャキとした歯ざわりとくせのない味が楽しめますよ。
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